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9月16日 ドイツの地方都市はなぜ元気なのか

9月16日(日)の社会人ネクストリンケージは「ドイツの地方都市はなぜ元気なのか」高松平蔵著(ドイツ在住のジャーナリスト)について勉強をしました。

本書はジャーナリストとして、あらゆる場面に遭遇し、考え、噛み砕いて学んだことについて書かれています。

「文化」という言葉はその言葉自体が広義であり、人によって解釈が異なるところですが、著者は様々のイベント、人々の日常の暮らしを通して、ドイツの地方都市を日本のその場合と対比させ、「文化は街で暮らす人々にどう寄与しているか」ということ表現しようとしています。

特にも、連邦制であるドイツは「地方分権」が進んでいるところに私自身も興味をもって勉強しました。

私が大切だと思ったエッセンスを以下のように、要約し以下にまとめました。

ご興味のある方はどうぞご覧下さい。











ドイツ タイトル
地方都市エアランゲン
プレゼン 概略
もくじ 本の構成
10万人都市の輝き
職住近接と職住分離
地元と企業
フェライン(協会)によるつながり
地方分権の骨格
医療のハイテク都市
文化は飾りじゃない
一流の地方都市の条件
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NPO法人花咲き村「森林整備」に参加

 平成24年8月25日、社会人ネクストリンケージはNPO法人花咲き村の「森林整備」にボランティアとして参加して参りました。

 西多摩地区では特に杉・檜の人工林が多く、これらは活用方法の無いまま荒れ果て、環境に対して様々な悪影響を及ぼし始めています。

 花咲き村はこうした場所において、森林環境保全として、植林や下草刈り、間伐などの山林の継続的な手入れを行っています。

 今回の活動目的は「様々な地域での森林・林業の実態を知ること」にありました。

 今回の森林整備の体験を通じて、学んだことは4点です。

○ 木材に価値がないに等しい現在においては、山主も森林の手入れをしないため、ボランティアが森林整備せざるを得ないこと

○ 人力には限界があり、間伐にも重機が必要であること

○ 急斜面では、人力に頼らざるを得ないこと

○ ボランティアによる森林整備も補助金が出るから、行われていること

 どれも想像に難くないのですが、ノコギリを引き続けるのに相当腕が痛くなったこと等を体感すると、森林整備現場での日々の労働は骨が折れるなと感じました。

 国産木材需要の増加等の経済活動の後押しがなければ、日本の森林資源は活用されないままになるということを改めて考えさせられる一日となりました。

 これからも関東周辺の森林を視察に飛び回る予定です。

 以下に森林整備の様子を写真で再現いたします。

のこぎりでぼさ刈り

倉中さんのいあいぎり

森林整備も骨が折れます

初めての間伐に挑戦中

花咲き村の鈴木さんが解説中

 以上、西多摩地区森林整備レポートでございます。

 森林整備に参加された方々、お疲れ様でした!



西粟倉ツアーレポート

西粟倉時間に触れる  作成者:及川 真

○ツアーの概要(案内上)
日時:7月14日(土)〜15日(日)
主旨:1本の立木から最終製品ができていくまでの過程を辿る
体験:
①森林(伐採現場、若杉原生林、百年の森林)
②加工(森林組合、家具職人の工房、森の学校の展示)
③娯楽(黄金泉、森の学校カフェ、鹿肉カレー)

○実際のツアーの日程

7月14日(土)

12:45 大原駅着 丸忠で昼食
13:15 坂ピー・おーちゃんと合流
13:30 森の学校着 
      西粟倉の取組について座学
15:00 伐採現場訪問
      西粟倉の森林現場に触れる
16:00 森林組合訪問 
      中津田氏と激論
17:00 温泉入浴(黄金泉)
18:15 夕食 
      西粟倉産品を堪能
21:00 軒下図書館宿泊
      だべる
      ガールズトーク
      ボーイズトーク
      寝る


7月15日(日)

8:00 フランスじこみの朝食
     すてきな家族と朝の一時をすごす
9:00 若杉原生林散策
     自然林の中での山登り
11:00 百年の森林散策
      優材がそびえ立つ理想の空間に浸る   
12:30 昼食(木の器で鹿肉カレー)
13:30 ニシアワー製造所見学
      木材加工現場を味わう
14:00 みつまた工場・モデルハウスを見学
      人生設計を想い描く
(14:30 家具職人の工房を見学←休み)
15:30 森の学校見学
16:00 (にしあわくらんど)
      あわくら旬の里でお土産購入
16:30 レストランPARISで一服
17:00 大原駅から東京へ 


○西粟倉の森林が抱える課題

・地権者の小口化(6000筆/村)と森林放置。
←村役場と森林組合が主体となり、小口分散の森林を一括(集約化)して経営する「共有の森事業」を提案しその実行を支援。例えば、木の成長を計算して、現在価値を割り出し、山主に協力を仰ぐ。村民のためのツアーも実施。

・需要を如何に創出するか。
←第2の村民(投資家、西粟倉ファン)に向けた各種イベントツアー(①檜の学習机ツアー、②木の家ツアー、③源流の森ツアー)と都市のオフィスへの直接販売によって積極的に需要を獲得。また、売り先は木材の運送会社に委託してより高く売れる先を探してもらう。

・生産を如何に安定的に行うか。
←中津田氏曰く「トヨタ生産方式を参考にしたい。流れをうまく作らないとうまくいかない」。現地調査をして採算を見て、優良な地区から効率的に切り出していく。

○百年の森林構想
雇用の創出
・2007−09年で村への移住者 約40名
・森林組合林産班 2007年より現在にかけて22名増員
・木の里工房 木薫10名
・森の学校10名→ 年内25名まで拡大
・起業(木工作家等) 4名
・森林関連の新規雇用は、約60名に達する。

→森への集中投資を起点に自然資本を増強し、つぎつぎと挑戦の連鎖を生み雇用を創出。これを「小さな村のグリーンニューディール」という。

○どういう仕組みが現在の改革に繋がっているか
産業がないという危機感。2004年に市町村合併をせずに自立の道を選択したものの、どう自立すればよいかという葛藤がある。
50年前の世代からの贈り物である人工林が自然資材として地域に眠っていること
「百年の森林構想」を掲げ、森林再生からの地域再生を目指していること
百年の森林構想に賛同した立役者が参集したこと
公的立場である「村役場」、地域商社としての「森の学校」、民間組織である「トビムシ」、実務者としての「森林組合」の4者が、密に連携し、お金と物流の流れを形成していること
投資家、西粟倉ファンを「第2村民」として受け入れることを可能にした共有ファンド(共有の森ファンド)の創出
例えば、オフィスへの無垢床タイルの売り込み営業により需要を生み出していること
例えば、リノべるという手軽な選択肢を設けていること

○西粟倉で感じたこと
提案
モデルハウスを購入していた夫婦を見てから感じたこととして、地方への別荘として国産材を使った家を、退職世代、あるいはお金持ちに、田舎の暮らしを推奨する形で、大口の需要創出することができるのではないか。「団塊世代対策」、「第2の人生」への具体的な提案。

感想
電子化が進んだ時代だからこそ、現場で活躍している人に会うことは重要であり、可能性に夢を馳せることができる環境が西粟倉にはある。
百年の森林構想のように、ビジョンが明確で人を魅きつける事業があれば、優秀な人材と資本が集まる。

○考えてみたいと思ったこと
仮に、百年の森林構想に類似した林業事業を展開させることができるとすれば、どう行っていくのか。国内での競合が起きるか。障害は何か。
例えば、農業の世界では加工販売までの流通を、全国画一的にJA(全農)が独占的に統治していることで、小さな農家が散在し、農業の構造改革が進まず、生産性が低いまま。競合がたくさんいると個人農家には売る力がないため全農に全出荷。
また、農業において良い農産物を生産するためにはノウハウが必要であり、大規模で営む場合は機会導入時に初期投資が莫大。

○今後の活動案
「地方で働くということ」と「都市で働くということ」というタイトルの本を出すべく、論点を絞って議論し、実体験を列挙する本を作成する。
←21世紀の暮らしのイノベーションのような”新たな切り口”で提案するとよいのでは?

そのために、まずは林業という切り口から「地方にいくこと」と「都市にいくこと」との人の異動に焦点を絞り、有望な仲間と、知識と経験を共有し、成果物として本を出版する。

○資料一覧
西粟倉時間に触れる「木の里・西粟倉村イベント案内」 主催/西粟倉・森の学校
百年の森林構想
日本経済新聞「国産丸太の輸出 伸び悩み」
西粟倉村の取り組み(パワポ資料)
“森の改革者”、地方を救う 〜森の学校 代表取締役 牧 大介〜

林業を実際に体験できる場所などのリンクまとめ

少し前の勉強会になりますが、本の知識だけでなく、実際に現場に触れる事の
重要性を感じ、以下の通り、東京近郊で林業を体験できる場所をまとめました!

今後は、時間をみつけて、以下の場所を訪問していく予定です!

やまづくりくらぶ
内容: スギ林間伐 8月24日(金)〜26日(日
場所: 群馬県川場村
アクセス:東京から100分
http://www.vill.kawaba.gunma.jp/

NPO法人フジの森
内容: 森づくり 毎月第一土曜日及び日曜日
    自然観察  毎月第二土曜日ないし日曜日
場所: 東京都西多摩郡檜原村南郷
アクセス:  東京から130分
http://www.fujinomori.net/images/index/A2-3.gif
http://www.fujinomori.net/

NPO法人花咲き村
内容: 稲作活動 毎月第2日曜日
    竹林整備 毎月第3土曜日
    森林整備 毎月第4土曜日
    畑作業   毎月1回不定期開催
場所: 東京都西多摩郡日の出町大久野1486
アクセス: 東京から130分程度を予想
http://www.hanasakimura.or.jp/

NPO法人フォレストぐんま21
内容: チェーンソーの取り扱い 7月21日 9時〜15時
    救急救命、応急処置基礎講習 8月4日 9時〜15時
    育樹の作業 9月8日及び29日 9時〜15時
  森林ボランティアの集い開催 11月10日 10時〜15時
場所: 群馬県渋川市伊香保町伊香保字大野637
アクセス」: 東京から100分程度
http://www5.wind.ne.jp/npo-fg21/osirase/bosyu/24bosyu.html

倉沢里山を愛する会
内容: 万蔵院台緑地栗林の草刈り 8月25日(土)10:00
場所: 東京都日野市百草698-6
アクセス: 東京から45分
http://www.alice-fm.info/fr_whatsnew.htm

NPO法人 大山千枚田保存会
内容: 大豆畑トラスト説明会 7月8日
    棚田オーナー草刈 8月5日
  棚田トラスト草刈 8月12日
酒造りオーナー草刈 8月26日
場所: ●東京駅から外房線特急「わかしお」で終点・安房鴨川駅
アクセス:東京から2時間10分
http://www.senmaida.com/index.php

日本山岳会 高尾の森づくりの会
内容:森林作業全般 毎月第2土曜日
場所:高尾駅 東京から60分
http://jactakao.net/admi_1.html

いばらき森林クラブ
内容: 森林作業全般  毎週の土日どちらか
場所: 茨城県ひたちなか市高野
http://www.geocities.co.jp/ibaraki_forest_club/
http://www.geocities.co.jp/ibaraki_forest_club/

森林組合や株式会社における林業活性化事例

4月20日の勉強会では、日本の森林組合や株式会社における林業の活性化事例をインターネットから抜粋の上、みんなで読み合わせをし、議論を深めました!

共通事項として、何らかの理由で組合の運営に危機が訪れ、それを解決する機運が高まり、新たな取り組みが生まれておりました。

日本の地方を何とかするためには、少しずつ問題が広がって気づかない間に広がると、ゆでがえるのようになってしまう可能性があると感じました。問題を可視化すると共に、問題意識を持った人の行動こそが、地方の問題を少しでも解決するのではないかと思います。

勉強会では、以下のような事例をとりあげたので、興味有る方は是非!

1、北海道下川町 下川町組合
 〜「産業クラスター」による挑戦 〜

林業関連産業を数多く起こしている事例です!
具体的には、コンロ・木炭セットの販売、トドマツの間伐材の枝葉を蒸留して作ったアロマセラピー用の精油製造・販売。体験ツアーの運営などがあります。
詳細はこちらこちら


2、群馬県 神流川森林組合
 〜若いグリーンキーパーが地域を活性化〜

一般企業から組合に移った組合長が様々な施策を起こした事例です!
電力外車との提携による、配電線、高圧線にかかわる地主交渉から枝打ちなどの業務受託や国土調査への参入、道の駅の運営等の施策が紹介されています。
詳細はこちら


3、山梨県 北都留森林組合
 〜森を中心とした持続可能な流域循環型社会の実現〜

都心に近い立地を活かした間伐体験ツアーや企業の森の運営をしている事例です
若手林業家を育てる風土があり、又、木質バイオマス事業も手がけています。
詳細はこちら


4、和歌山県 中辺路町森林組合
 〜「緑の雇用」「企業の森」で古道の里を元気にしたい〜

Iターン・Uターンを呼び込む仕事量の確保に向け、農林業の両輪を上手くまわすと共に木材加工場の運営等も手がける事例です。
詳細はこちら


5、群馬県 上野村森林組合
 〜地域資源「森」で育てた木工の里〜

補助金等への依存脱却を目指し、森林関連産業を起こすために実施した若手社員の研修が実を結んだ事例です!
メリハリの聞いた社会保証制度も魅力的です。
詳細はこちら


6、京都府 日吉町森林組合
 〜次世代形森林管理の展望〜

 本組合の高機能機械を活かす、事務職員と現場職員のコミュケーション力が垣間見えるレポートです。
詳細はこちら


7、宮崎県 西臼杵型産直住宅システム
 〜家の建て主と山林を
直接つないで、林業活性〜

工務店と直接契約・提携することで、森林所有者に継続経営可能な収益をもたらす新しい産直住宅システムへの挑戦
を続け、良い木を継続的に作る為の仕組みづくりの事例です!
自分の家となる木を、直接伐採前に顧客が見ることについて、顧客が価値をおいている点を紹介したところが興味深かったです。
詳細はこちら


8、高知県 NPO法人 土佐の森・救援隊
小規模自伐林家を積極的にバックアップする事例
詳細はこちら


9、長野県 光葉スチール株式会社
 〜間伐材のロッカー扉が
信州の森を守る=

既存の商品+木で価値を生み出した事例! 
木の温かみが受け入れられる製品は他にもあるかもと感じました。
詳細はこちら


10、静岡県 丸大鉄工株式会社
 〜竹粉の飼料化で放置竹林を
地域の循環資源に〜
増え過ぎた竹。でも伐採するにはお金がかかる。
伐採した竹をお金に変える技術力「PANDA」を紹介した事例です!
詳細はこちら

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